大腸がんに起こる転移

がん治療において十分に注意しなければならないことに、がんが他へ移る転移です。転移した大腸がんも初期症状がわかりにくく、進行してから発見されることも珍しくありません。
 

大腸がんも他のがんでも、転移は最も恐れられることで、治療においても十分に注意されます。転移には二つの種類があり、リンパの流れに乗って転移するリンパ性転移と、血液の流れにのってがんが転移する血行性転移があります。
 

どちらの場合も、最初に発症した場所からリンパや血液の流れに乗って、周辺のリンパ節や全く違う臓器に転移します。がん治療では転移していないか注意して行われます。
 

大腸がんの場合、転移する可能性は病期(ステージ)では3期以降に起こりやすくなります。大腸がんの3期では、大腸壁からがんが進行して外へ出てくる状態で、治療としては抗がん剤を使用した化学療法や放射線療法が行われ、転移を食い止めます。
 

もし、腫瘍の切除手術が可能な場合、出来る限り切除し、抗がん剤などでさらにがんを死滅させていきます。
 

大腸がんの転移で遠隔転移する場所は肺や肝臓になります。これは大腸がんの種類によって転移する場所が違い、結腸がんの場合は血行性転移で肝臓に、直腸がんの場合はリンパ性転移で肺に転移します。また、転移には腹膜にがん細胞が広がる、腹膜播種という症状もあります。
 

大腸がんの転移は、完治してから5年以内の再発率が高くなり、再発した大腸がんは前回の治療より難しくなる傾向にあります。大腸がんの治療では転移しないように、転移するまでに完治することが望ましいです。

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