大腸がんで人工肛門での生活

大腸がん治療で人工肛門を付けなければならなくなった場合の生活についてご紹介します。
 

大腸がんで人工肛門(ストーマ)へと切り替えた場合、安全に生活するために正しい管理法(ストーマケア)や生活の上での注意があります。
 

食事については以前と変わりませんが、冷たいものでお腹を冷やして下痢をしないように注意が必要です。しかし術後は食欲も落ちていて、消化する力も以前よりは弱っています。この為に暴飲暴食は避けて、食事量は少しずつ増やしていきます。
 

また、水分不足にならないように小まめに水分を取るようにします。人工肛門になっても便秘は起こりますので、食物繊維を多く含んだ野菜を積極的に摂るようにします。
 

日常生活では、お風呂の入浴もシャワーも特に制限はなく使うことができます。ただ、入浴後は人工肛門の器具の部分の水分を、十分に取るように注意します。
 

睡眠は普段通りに行えます。就寝前にパウチは空になっていることを確認して、寝るようにします。寝るときにきるものは、どのようなものでもかまいませんが、人工肛門にベルトなどものが当たらないように気を付けます。また、器具の部分は蒸れますので吸湿性・吸汗性の高い素材の服が良いでしょう。
 

手術後に仕事やスポーツ、旅行は、体力が回復すれば再開することができます。いきなり身体を動かすのではなく、徐々に身体を慣らして再開するようにしましょう。
 

また、最近の人工肛門はよく改良されていて、便を貯めるパウチからニオイや便が漏れることもなく、脱臭剤を使えばで気になることはありません。
 

大腸がんの治療の結果、人工肛門を付けなければならなくなった場合、なかなか受け入れられるものではありませんが、少しのことに気を付ければ普段通りに生活することは可能です。

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