最新のがん治療:分子標的治療・新生血管抑制治療

今回は、最新のがん治療である分子標的治療と新生血管抑制治療について説明します。
 

■分子標的治療
分子標的治療とは、正常細胞ががん細胞へとなる過程で、がんの成長・増殖に関わるタンパク質や酵素などの分子に作用する薬剤を使用し、がんの増殖・転移を阻害し、がん細胞を狙い撃ちにする治療方法です。
 

抗がん剤の場合は正常細胞も攻撃してしまいますが、分子標的治療薬は、がん細胞へピンポイントで攻撃するので、分子標的治療は副作用が少ないがん治療です。抗体療法とも言います。
 

分子標的治療で使われる薬剤には、HER2が発現する乳がんに使われる次のものがあります。
 

・ゲムツズマブ・オゾガマイシン
・ハーセプチン
・リツキサン
・グリベック
・アバスチンAvastin
・ネクサバールNexavar
・タルセバTarceva
・スーテントSutent

 

■新生血管抑制治療
がん細胞が大きくなるためには栄養が必要です。周囲の正常細胞が弱っていても、がん細胞は栄養を手に入れるために新しい血管(新生血管)を作りっていきます。
 

さらにその新生血管は、がんが転移するときのルートにもなります。
 

また新生血管抑制治療では、新生血管抑制剤で新生血管の成長を抑制し、がん細胞の拡大を防ぎます。新生血管抑制治療で使われる薬剤には次のものがあります。
 

・インターフェロン
・フマリン(TPN470)
・NK4
・アンギオスタチン
・エンドスタチン
・サリドマイド
・プロラクチン

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