胃がんの治療

がん治療の中でも、胃がんは国内の部位別がん死亡数で、男性が2位、女性は1位(2006年)と高い死亡率になっています。胃がんは胃粘膜内の細胞が何かの原因でがん細胞になる病気です。
 

また、粘膜ではなく胃壁におこるスキルス胃がんもあります。胃がんの場合、手術が最も有効ながん治療といえます。胃を切除し、周辺の転移の可能性のあるリンパ節を取り除くのです。
 

病変が浅く、リンパ節への転移の可能性が極めて低い場合のがん治療は、内視鏡的治療によって切除します。胃がんの化学治療(抗がん治療)は、抗がん剤投与中心の治療と、手術と併用の場合があります。
 

胃は食物を、適量ずつ胃の幽門部を通り、十二指腸へ送り出す働きがあります。このため、胃の全摘出や幽門部の切除を行った場合には、胃の働きが機能しなくなります。
 

胃の全摘出や幽門部の切除を行うと、食べたものが直接小腸へ行くため、血糖値が急激に上昇します。インシュリンが分泌される頃には、糖はほぼ吸収されて、今度は低血糖になってしまいます。
 

胃がんの手術には、このような副作用のリスクを理解し、手術後の食生活に注意が必要です。あなたがもし40歳以上なら、胃がんの検診を年1回は受診してください。検診方法には次のようなものがあります。
 

・胃X線検査
・胃内視鏡検査
・ペプシノゲン検査(血液検査により胃粘膜の老化度を診る)
・ヘリコバクターピロリ抗体検査(胃がんの原因となる可能性のあるヘリコバクターピロリ菌感染の有無の診断) ※ただし、ヘリコバクターピロリ菌に感染していても胃がんになる人は少数です。
 

がん治療は早期発見、早期治療にかかっているといえます。

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