日本人に多い皮膚がん

皮膚がんは、どこの細胞に生じるかで2種類のがんに分類することができます。皮膚の内部は何種類かの細胞で形成されています。その中の基底細胞に生じる場合と有棘細胞に生じる場合とがあります。
 

前者を基底細胞がん、後者を有棘細胞がんと言います。いずれも危険ながんではありませんので、この段階で退治しておくことが重要です。
 

まず、基底細胞がんです。症状は、形がそろっていない不定形で、特にかゆみや痛みはありません。色が黒いためにメラノーマに似ていますが、メラノーマに比べればとても素性の良いがんです。傾向として顔の中にできやすいがんです。例えば、口回りや、鼻、目の周辺です。
 

この基底細胞がんは日本人に多いがんとして知られています。治療としては外科的手術で取り除くことが必要です。メラノーマと似ていると臆病になりがちですが、決して自分で即断せずに専門医療機関で検査してもらいましょう。
 

次に、有棘細胞がんです。症状は、基底細胞がんと同じで特に自覚症状はありません。ただ、特徴として、以前何かの要因で受けた傷が長い年月を経て変形して潰瘍になったり、がんになったりするものです。
 

何かの要因とは、ヤケドや傷、放射線照射などです。放射線は普段は接していないと思いがちですが、各種検査のための撮影やがんの治療に使われています。水虫の治療にも放射線が使われることがあるようです。
 

有棘細胞がんは過去の跡ががんに変化していくものなので、がんになる手前の前がん段階で何かの異常を見つけて対処すれば大事になる前に治療することができるはずです。
 

もし、昔の古傷が最近大きくなってきたとか、少し盛り上がってきたとか、あるいは、かゆみのような何か自覚症状が出てきた時は、注意しておくべきでしょう。また、そういう時はできるだけ早く医療機関での検査を受けた方が良いでしょう。

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